クチベニガイ(口紅貝)

鎌倉海辺では、最も堅牢な二枚貝ではないでしょうか?
この仲間、別名(子抱貝)とも言うのが
居るほどに片側の貝を抱き抱える様な二枚貝で
老成するととても肥厚して重厚になり、開閉も難しい。
名前の由来の口紅は、貝の内側を一周する紅色の輪郭線がそれを思わせる。
個体差によりこの口紅の上手い下手があるようだ?まるで『ルージュの伝言』♪

比較的多産で美しいルージュの伝言を拾い易いと思います。

他の二枚貝は、ツメタガイ等タマガイ科の捕食により孔を開けられて打ち上がる事が多いですが、
流石に口紅貝に孔を開ける事が至難らしく、躊躇い傷があります。
それでも稀に孔を開けられた個体もありますが
滅多に見つかる事がありません。

二枚貝綱
クチベニガイ科
英名
学名
Solidicorbula erythrodon (Lamarck, 1818)
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